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つっちーとの対話(4)

再び土山君に
                            2005.10.25  小野 洋

 とても興味深い返信ありがとう。たくさん思う事はあるのですが、全てを書く事は今は無理なので、別の機会に少しずつでも言葉にしようと思います。今はひとつだけ…
○日本に北朝鮮の核廃棄を要求する資格があるのか?…について
 確かに君の言うとおり、日本はアメリカの核の傘で守られている(ということになっている)。そして日本が憲法9条を持ちながら、自衛隊という世界でも有数の規模の軍隊を持っていることも事実。さらに言えば、原子力発電所で日々プルトニウムを製造し、人工衛星を打ち上げるだけのロケット(ミサイルと呼ぶかどうかの違い)の技術を持つ日本は、一年もあれば核保有国になることができる、と言われています。この日本を経済力も軍事力もない北朝鮮が「脅威」と感じていないはずがありません。しかも60年ほど前まで、自国を植民地として搾取していた侵略国家だったのですから。
 君の言うとおり、アメリカに核を廃棄させるか日米安保条約をやめるかしない限り、偉そうな事を言う資格はないのかもしれない。
 でもここで視点を変えて、「日本」という国(正確には日本と言う国家)と日本に住む僕たちのような一人ひとりの個人は、そもそも別のものだ、と考えるとどうでしょう。
   僕たち…というより僕という個人は、たまたま日本という国に生まれ、僕という個人特有の経験をしながら育ち、家族や周りのさまざまな人たちに囲まれ、僕という個人特有の人生を生きていこうとしています。こういう僕が今回のような平和への危機と言われるものに向き合った時に感じること…言う資格があろうがあるまいが、とにかく戦争はいやだ、核で汚された地球にしてほしくない、息子を戦場に送りたくない、というごく普通の感情を僕はまず大切にしたいと思うのです。
 確かに「僕という個人」がよりよく生きていくためには、日本という国のこれからの進み行きを無視する事はできません。だから、僕は「日本」という国家にものを言う必要があると思う。ただ、僕が常々感じるのは、人は高い視点に立って天下国家を論じ始めると、その途端に個人としての素朴な感情からかけ離れたコトバの世界に入り込んでしまう。そして「平和を維持する為に核武装もやむなし」とか「アメリカとの同盟が最良の選択」とかの政治的な結論を出してしまいがちなのではないか、ということです。現実にどうするか考えながらも、いつも基本である素朴な個人の感情に立ちかえること…その行為の一つが、たとえば憲法9条の理想を持ちつづけることなのではないでしょうか?
 そういう素朴な感情から、僕は個人として、北朝鮮の核実験も許してはならないと思う。同時に、土山君の言うような誤った日本の外交防衛政策(その中にエネルギー政策も含まれると思う)をなんとか変える方法はないのかと思う。
 そのためには矛盾があったり無理だと思われること、たいした効果がないと思われることでも、いろいろやってみたらいいと思うのです。「北東アジア非核地帯」の構想も、実は土山君が言う問題点は多くの人が指摘しているそうです。でも、現実にアフリカや南米などで次々にそういう非核地帯条約が結ばれ、今や南半球のほとんどが「非核地帯」なんだそうです。それでもアメリカは核を捨てないじゃないか、と言われるかもしれない。でも、どんな大きな仕事も、誰かがヨイショと決意して、自分と自分のすぐ身の回りから始めなければ、生まれてこなかったのではないでしょうか?

 だいぶおおざっぱな話になったかもしれません。でもこんな形で、平和について率直に語り合う場をいろいろな人たちと持てるといいなと思っています。また、考えを聞かせてください。

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