2017-06

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日弁連の声明/自民党若手議員も「減原発」

 あいかわらず福島第一原発をめぐる状況は厳しいです。
 しかし、脱原発の流れはとどまるのではなく、ゆっくりとですが強くなっているようにも感じます。

(1)日弁連会長声明

 参加しているメーリングリストからの情報です。
 経済産業大臣による「原子力発電所の再起動について」と題する声明に対する日弁連会長声明が出ました。

http://www.nichibenren.or.jp/ja/opinion/statement/110623_3.html




経済産業大臣による「原子力発電所の再起動について」と題する声明に対する日弁連会長声明

 去る6月18日、経済産業大臣は「原子力発電所の再起動について」と題する声明を発表し、福島第一原子力発電所の事故を踏まえて各電気事業者が「津波による全交流電源喪失を想定した緊急安全対策の実施により、炉心損傷等の発生防止に必要な安全性を確保していることを確認し」、また、「シビアアクシデントへの対応に関する措置が適切に実施されていることを確認した」として、各地の停止中の原子力発電所の一部について再起動を求めた。

 しかしながら、この声明は、以下の理由から撤回すべきである。

 第1に、未だ福島第一原子力発電所の事故は収束していない。
 すでに炉心が溶融し、圧力容器から漏れ出しており(「メルトスルー」)、今後どのように事故が変遷していくか全く予断を許さない。事故の原因・経過の調査はその緒についたばかりであり、事故の全体像及び詳細は未だ不明な点が多い。
 そもそも今回の事故原因が津波だけに起因するものか、地震そのものに起因する機器損傷が影響を与えているのかという最も基本的な事実関係についてさえ未だ現地調査ができないために解明されていない。にもかかわらず、上記声明は、津波と電源対策の強化だけで安全性が確保されたとしており客観的な事実に反している。

 第2に、原子力安全委員会は、6月16日に、安全確保策の抜本的な見直しを図る必要があるとして、安全設計審査指針、耐震設計審査指針、防災指針の見直しを始めるとした。全国の原子力発電所の安全確保策の見直し策は、これから検討される段階であり、安全確保対策は未だ確立されていない。福島第一原子力発電所で発生した長時間の全交流電源喪失という事態は、これまでの安全設計上は考慮不要とされていたが、原子力安全委員会の班目委員長は「すぐさま改訂しなきゃいけないものと思っています」と述べている。上記のとおり今回の事故原因の解明も未だできておらず、この指針改訂に基づく安全性の確認もなされていない段階で、経済産業大臣が原子力発電所の再起動を求めることは、今回の原発事故の深刻な被害を顧みない、甚だしい安全軽視の姿勢であるといわざるをえない。

 この点、伊方原発最高裁判決(1992年10月29日)は、原発の安全審査の「具体的審査基準に不合理な点がある」場合には、原子炉の設置・運転が違法となる旨述べており、この最高裁判決からしても、安全審査基準の見直しをすることなく国が運転再開を認めることは許されない。

 この声明に対しては、原発立地自治体の知事がこぞって反対又は疑問を呈しているが、地域住民の生命と安全に責任を有する者として当然の反応であるというべきである。また、最近のある世論調査では、国民の8割が原発の廃炉推進の意向を示している。このような知事の意見や世論に逆行してまで、原発再起動を強行すべきではない。

 よって、経済産業大臣の声明は、直ちに撤回すべきである。

2011年(平成23年)6月23日

日本弁護士連合会
会長 宇都宮 健児




(2)自民党若手議員も「減原発」

 6月20日の毎日放送ラジオ「たねまきジャーナル」で、小出裕章さんと自民・民主などの若手議員(西村康稔氏他)が対談しています。

 http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/06/21/tanemaki-jun20/

 西村氏が「当面は安全な原発(?}だけ動かして経済を支えないと」と言いつつも、小出さんの鋭いことばにたじたじとなり、「自然エネルギーは推進する」「原発の新設は難しい」等の発言を繰り返していました。西村康稔氏は、現自民党総裁と総裁選を争った自民党の若手議員の代表的な存在です。以前は安倍元首相を応援したりと、どちらかと言えば自民党右派的な方だと思っていたので、「脱原発議員連盟」にも入っているのを聞いてびっくりしました。

 事故後かねがね思っていましたが、もう「原発推進か脱原発か」を争う事態ではなく、どうやって脱原発(最低でも「減原発」)を進めるか、福島の事故をどうしたらいいのか、福島の子どもをどう守るのか、そうしたことに論点が移っているのです。
 もちろん、きわどくせめぎあっている問題(福島の人たち・原発作業員の被ばくをどう見るか、農産物・海産物は安全なのか、どの範囲で避難させるべきなのか等)もたくさんあって油断はできませんが、基本的には世の中の意識が大きく変わっているのだと思います。
 そうでなければ絶望的だし、そうだったとしても、もう取り返しのつかない事態が進んでいて、やりきれなくも思います。
 しかし、原発をやめるために歩き出したことは、やはりいいことです。
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コメント

やっぱり・・・

神戸市が脱原発株主提案に反対したという記事を見ました。
あ~やっぱりね・・・って感じです。

神戸市は何も変わっていない。
震災を経験してるのに。

「山、海へ行く」なんてキャッチで自然破壊して・・・
無駄な空港作って・・・

大好きな神戸だからこそ、
率先して代替エネルギーの道へ進んでほしい。
そして「神戸すごい!」って言われたいな。

せめぎあいですね

大阪の橋本知事以外は、脱原発とはっきり言いませんね。
それでも、大阪市長、神戸市長、兵庫県知事いづれも、「自然エネルギーの推進」は言います。
脱原発か「減原発」か…原発は長く動かし続ければ続けるほど危ない、子孫にかける迷惑が大きくなる、そのへんのことをどれだけ皆に伝えられるか。
今がきわどい綱引きのときだと思います。

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