2014-09

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福島にみみをすます

福島に、みみをすます
~福島の人たちから聞いたことばから~
                       福島の子どもを招きたい!明石プロジェクト代表
                             小野 洋 (スロースペース・ラミ)

 「人はこんなにも逃げれないものか…。」
 初めてお会いした「放射能から子どもを守る福島ネットワーク」代表の中手聖一さんから聞いた最初の言葉が、胸を刺す。
 「長年、反原発運動に取り組んでいて、もし事故が起こったときは、自分が一番最後に避難しようと思っていました。しかし、実際に事故が起こってみて、それが本当に甘い考えだったことを思い知らされました。」
 
 中手さんが言うとおり、今、一番先に避難させなければならないはずの幼い子どもたちですら、その多くが放射線管理区域を超える放射線量の中で暮らしている。放射線管理区域では、子どもたちが入ることは許されない、ものを食べてはいけない、放射性物質を扱う仕事に従事する人も、できるだけ早く立ち去らなければいけない。東日本大震災の被災地のことが、ニュースの一つにしかならなくなった今、まだ多くの人たちが、こうした異常な状況の中で生きている。そのことにせめて一日一回だけでも心を馳せる人が、どれくらいいるのだろうか。

 「夏休み中に引っ越す友達がたくさんいます。でもみんな、そっと逃げるようにして行かなくてはならない現状だそうです。現に引っ越す事を知り合いに報告した私の友達は、『あなたみたいな人がいるから風評被害が広まるのよ!』とせめられたそうです。ただ親は子どもを守りたいだけなのに、その事を批判する声も多いのです。」
 これは、私たちが昨年の夏休みに実施した「明石であそぼう!たこ焼きキャンプ」に子どもを参加させたお母さんの声。

 こんな声もある。

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東京・福島へ/11月3日は田中優さん

 前に記事にした「原発いいらない福島の女たち100人の座り込み」に、一日だけ合流することにしました。
 29日に行くのですが、ちょうどその日は、デモ行進も企画されて、「男性も可」だそうです。(笑)
 女性限定でも、応援に行くつもりでした。

 今日から始まっていて、ブログには最新情報が載っていました。

 原発いらない福島の女たち  http://onna100nin.seesaa.net/

 30日からは、「全国の女たちの座り込み」として5日まで続くそうです。

 
 先日の「たこ焼きキャンプ報告・交流会」の参加者に呼びかけて書いてもらった寄せ書きの布を、座り込み・デモに持って行きます。福島の女性たちに喜んでもらえるといいのですが。

「原発をやめる」




 
 それから、田中優さんの講演会の情報です。

 神戸からエネルギーシフトを考えるフォーラム

 11月3日(木・祝) 午後1時30分~午後7時
 兵庫県中央労働センター (神戸市中央区下山手通6丁目3-28)
 参加費  1000円
 連絡先  namiho4@gmail.com
090-8528-2508(松本)

 詳しくは→ http://blog.goo.ne.jp/enekobe
 



いのちを生きる、それを阻むものへの怒りとして



 一昨日、ドキュメンタリー映像を作っているKさんと話をしていたときのこと。

 Kさんは、広島の被爆者と外国に船の旅に出かけ、そこでビキニ環礁で被曝した人たちやアジアで第二次世界大戦で戦災にあった人たちと交流し、それをドキュメンタリー映画としてDVDにしている人だ。
 学校で行く就学旅行での語り部などをしている人たちが登場するが、Kさんは、ふだんそうした話をしている語り部の方たちの姿が、なんとなくスタイルとして固まってしまっていて、生きたものになっていないのではないかと感じていたそうだ。それが、一緒にそういう旅をして、自分の被曝体験をもう一度とらえなおすような機会を与えられると、被爆体験の語り自体が、生命を吹き込まれたように生き生きとしたものに変わっていくのがわかって、それを映像にしてみたのだと言う。

 そのKさんに、この夏休みに福島の子どもたちを招いて行なった「明石であそぼう!たこ焼きキャンプ」に二日に渡ってきてもらい、子どもたちの映像を取ってもらった。その撮影手法も変わっていて、撮影のクルーやナレーション、インタビューなどは、ベトナムから来ている高校生が体験学習として参加していた。撮影に来ているときも、いつの間にか福島の子どもたちがカメラを抱え、マイクを持つようになって、明石の市場「魚の棚」を歩いている人たちにインタビューをしたりしていた。まさに、参加型のドキュメンタリー映画で、とても面白い。

 Kさんいわく、映像を撮るというのは、一種の遊びであり、同時に人と人とのコミュニケーションを深めるツールなのだそうだ。ただ話をするだけでは現れてこない面白さが生まれてくるのだという。



 そのKさんと色々話しているうちに、なんで僕が「たこ焼きキャンプ」をすることになったかの話になった。
 
 実は自分の深いところでは、放射能が怖いだとか、福島の子どもがかわいそうだとか、原発事故に対する怒りだとか、被災者を救いたいだとか、そういうことが動機なのではない。福島の子どもたちが、外で思いっきり遊ぶことができない、そういう状況が作られてしまったことがたまらなくなって、やろうと言いだしたのだ、とKさんに語っていた。

 子どもは本来、遊ぶのが本業。良寛さんではないが、子どもが思う存分遊んでいる姿を見るのが僕は好きだ。
 なぜ好きなのがと言えば、たいていの子どもは遊ぶことで、子どもとしての「いのち」を燃やしている。子どもが子どもらしく生きている姿がそこにあるから。
 フリースクールで子どもたちと関わっているときも、その子がその子らしさを十分出せる空間をいつの間にか自分はつくりだしていたと思う。他のことでも万事そうで、その人のその本来のありようを周りが認めず、抑圧されているのを見ると、たまらない気持ちになる。そういう抑圧をする場所が、日本では学校であることが多い。
 普通に働いて、すでに敷かれているレールの上を歩いていくことに違和感を感じ、自分なりの生き方を追い求めている若者に出会うと、とてもうれしい。応援したくなる。自分なりの生き方を生きるということは、すなわち自分の真の「いのち」を生きるということだと思えるからだ。僕自身も、他人から見たらわがままなだけかもしれないが、自分の「いのち」を生きようとあがいて、ここまで来た。

 同じような感じ方で、今、福島の農産物の生産者が、放射能汚染のために危機的な状況に置かれていることに、やりきれない思いを感じる。
 もしお金のためにだけ農業をやっているのだったら、違う仕事を補償するか、生活の費用をなんとかすればそれでいい。(それもまったくといっていいほどなされていないが。)
 しかし、もしお金で生活を補償したとしても、一生懸命おいしい果物や安全な野菜を良心的に作ってきた農家の生産者にとっては、救いにはならないのではないか。そうした生産者にとっては、毎年毎年心をこめて畑に向かい、いわば作品としての桃や梨、稲などを収穫することが生きる目的と言っていいのではないか。収穫される生産物そのものが、そうした生産者の「いのち」の証であり、農がすなわち彼らの「いのち」なのだ。


 そうした良心的な農業生産者の「いのち」そのものを、その基盤を、原発事故と放射能が奪った。
 子どもたちの「いのち」が現れる場所、遊び場としての野原を、原発事故と放射能は奪った。

 放射能が人の命に悪い影響を与える、そのことよりも、「いのち」の発現である、農という営み、子どもの遊ぶ空間を奪ってしまったことに、僕は深い怒りを覚える…そうKさんに語っていた。


 最近、福島市にあえて残って畑をたいへんな労力を割いて除染し、放射能の影響を極力受けないように梨を育てたある農業生産者のことを知った。放射線量の高い地域でありながら、検査したところ1ベクレル/キログラムまで測れる精密な放射能検査をしても検出しない、安全な梨が収穫できたのだという。
 畑の除染作業で被曝する危険を冒しても、福島の農地をよみがえらせる努力を続けていくことを決めたのだという。
 生存するというだけの「命」を多少犠牲にしてでも、農という自分の本来の「いのち」を生きることを選んだのだ。

 この夏休み、福島からやってきた子どもたちは、プログラム盛りだくさんのとてもいそがしいキャンプで、時折熱を出したり病院に行ったりしながらも、11日間をひたすら遊びまくってすごした。あるプログラムを風邪のため休まなくてはならなかった子は、そのことを後になっても残念そうに言っていた。彼らは、放射能に押さえつけられていた自分の「いのち」を、このキャンプで生ききったのだ。
 その姿は、僕にとっては、とてもうれしい、すてきなものだった。

 「遊びをせむと生まれける」。
 「いのち」は守るものではなく、生きるものなのだ、と僕は深いところで思う。


 もちろん、今の福島県にばらまかれている放射能の量は尋常なものではなく、特に子どもたちには、できるなら安全な場所に一刻も早く避難してほしいと願う。農産物も、子どもたちには安全なものを与えたいと思う。福島の生産者が、とにかく生活できるように当然補償されるべきだとも思う。
 しかし、僕が強く惹かれるのは、「命を守る」ことではなく、「いのちを生きる」こと。
 原発事故と放射能汚染に対する深い怒りは、いのちを生きることを阻むものに対してなのだ。





 今月22日(土)の夜、明石駅近くの「らぽす」の5階、「明石市民ホール」で、「たこ焼きキャンプ」の報告・交流会が開かれます。 
 たこ焼きキャンプホームページ http://outdoor.geocities.jp/takoyakicamp/houkokukai.html

 Kさんの撮影した映像も上映されます。
 どなたでも参加できます。
 ぜひ、福島の子どもたちの「いのち」に触れにきてください。

女たちのちから

 本当にまた長くお休みしてしまいました。
 その間、のぞいてくださった方がだいぶいて、もうしわけないことです。

 このひと月の間もいろいろとありました。
 少しずつ紹介したいと思います。

 昨日は、私の地元明石で、「ミツバチの羽音と地球の回転」上映会がありました。「脱原発たこの会」というチェルノブイリ原発事故の頃に結成されたグループの主催です。300人の会場で二回上演、500人の参加ということで明石としては画期的な人数です。
 打ち上げにも参加させてもらいましたが、鎌仲さんも、トークもさることながら、飲む席でも元気印、主催した「たこの会」の女性陣もかしましく元気なのですが、とにかく、今の状況の中で、女の人のパワーは貴重なものだと思いました。
 
 鎌仲監督の講演会と藤波心ちゃんが入ってのトークショーもありました。
 藤波心ちゃんは、今14歳、中三のアイドルで姫路が実家とのこと。とてもしっかりした話しぶりで、びっくりしました。原発事故にショックを受け、アイドルとしてのブログで原発のことを発信、だいぶ叩かれたりたいへんだったそうですが、それにも負けず、今も発信し続けているとのこと。
 鎌仲監督いわく、大学での上映会で話をすると、「原発はやはり必要」と意見を言う大学生も多い(教科書にそう書いてある)。そんな中、こんな中学生もいるんだ、と僕も思います。女子中学生のパワーもすごい!
 心ちゃんは、今日の大阪での「さよなら原発 関西のつどい」でも、山本太郎さんとトークショーに出る予定だそうです。

 さよなら原発 関西のつどい
  10月16日11時から エル・おおさか大ホール (天満橋駅西へ300メートル)
  参加費 当日1500円
  主催  とめよう「もんじゅ」関西連絡会  脱原発政策実現全国ネットワーク・関西福井ブロック
  連絡先 ストップ・ザ・もんじゅ  072-843-1904

 
 これも女性パワーの話。
 だいぶさかのぼりますが、9月19日のさよなら原発・5万人集会で、武藤類子さん(ハイロアクション福島原発40年実行委員会)が、福島県民を代表してされたあいさつを、メールで読みましたが、とても心打たれるものでした。9月11日の神戸の集会に来られた、同じくハイロアクションのメンバーで、現在九州に避難している宇野朗子(さえこ)さんの発言も、心ふるえるものでしたが、以前たこ焼きキャンプの広報をお願いするためにお会いした、「やまなみ農園」の佐藤幸子さんといい、福島で脱原発のことで活動している女性は、人間としてとても魅力のある方ばかりのように思いました。

 その「福島の女たち」100人が、10月27日から30日まで、経産省の前で座り込みをするそうです。題して『原発いらない福島の女たち100人の座り込み』。
 なんとか応援したものだと考えています。

 その座り込みの情報と武藤類子さんの発言、以下に引用しました。


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子どもたちにした原発の話

 8月30日、神戸市垂水区にあるフリースクール、ふぉーらいふで原発事故について話をさせてもらいました。

 当日のテーマは「原発震災から考えさせられたこと」というものでしたが、中学生の子どももいると聞いていたのと、私の中二になる息子を連れていったこともあって、原発とその危険性についてわかりやすく伝えることもしたいと思い、資料を準備して話をしました。

 以下、どんな話をしたかの要約です。
 (このような話でよければ、手弁当で、どこにでもお伺いしてさせていただきます。特に子どもたち、若い人たちに話を聞いてほしいです。)

(1)原発がどうやって発電しているか知っていますか?

 (その日、中学生3人と若い人が数人いたのですが、一人が「核分裂」と答えたのみでした。「核分裂」についてくわしく知っている人もいなかったので)
・この宇宙のあらゆるものが原子でできていること、その内部に陽子と中性子でできた原子核があること。
・ウランの原子核を人為的に分裂させることで発生したエネルギーを利用して「お湯を沸かして」その蒸気でタービンをまわして発電するのが原発であること。
・ウランを分裂させる点では、原発も原爆もしくみが一緒であること

(2)ウランを核分裂させると非常に危険な放射性物質が大量に発生する

・福島の事故では、燃料棒の中にあった放射能のごみ、核分裂でできたセシウムや放射性ヨウ素、プルトニウムやストロンチウムなどが大量にばらまかれた。
・放射線は遠く離れれば危険が少なくなるが、体内被曝すると被害が大きくなる。プルトニウムは肺、ストロンチウムは骨、ヨウ素は甲状腺、セシウムは筋肉などとそれぞれ体の中にたまる部位があって、がんの原因になること。
・非常に高い放射線を受けると、急性障害で死亡すること。低線量でも確率的にがんの発生が高くなること。

(3)放射性物質は、とてもやっかいなもの。

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